デナリで、バックカントリー・キャンピング

 実は大学時代にも、アラスカのデナリ国立公園でキャンプをしたことがありました。しかし今回は、もう少し本格的な、バックカントリー・キャンピングというスタイルを楽しみました。デナリ国立公園は、43のバックカントリー・ユニットに区切られていて、そのうち41ユニットで、それぞれに入れる人数に制限があります。バックカントリーのパーミットを取得して、レンジャーからレクチャーを受けた後、アラスカの広大なフィールドで一人きりになって、キャンプできるのです。むしろ、「人目につくところでキャンプしてはいけない。」というルールがあるので、とにかく森の奧へ奧へと入って行かなくてはいけないのです。他にも、「痕跡が残らないようにしなくてはならない。」とか、食糧管理のルールとかがあります。

 野生動物の気配を感じながらテントの中で眠ったのは初めてでした。天気に恵まれ、マッキンリーの勇姿を独り占めできた、本当に幸せなキャンプ体験となりました。旅の詳細は、旧HPに記事があります。そちらは、スマホでの閲覧には適しません。パソコンで画面を開いている方、もしよろしければ、こちらからどうぞ。