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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン

 最初に言っときますが、長いよ。3時間半、映画館の椅子に座ってたなぁ。時々、バンッていう銃声や、ドカンッていう爆発があるから、ハッとして目が覚めるよ。

 1920年代のお話し。オクラホマ州の先住民オーセージ族が、石油の発掘によって巨万の富を得たところから物語が始まる。やがてその利権に白人が群がってくる。デ・ニーロは、オーセージ族の利権を自分のものにしようと企む悪い奴で、デイカプリオは、おじのデ・ニーロに翻弄されるダメ男、という設定。単純なので、わかりやすい。ディカプリオの「顔芸」が話題に?なっていて、確かにこれは、ディカプリオの映画だったなぁと思ったよ。

 マーティン・スコセッシ監督作品。音楽はロビー・ロバートソン! 彼は、今年の8月に、亡くなっていたんだねぇ。モホーク族インディアンの混血であることを公表していた彼にとって、感慨深い最後の作品となったんだろうなと思った。