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星野道夫 悠久の時を旅する

 混むかもしれないけれど冬休み中に見に行こうと思って、東京都写真美術館でやっている「星野道夫 悠久の時を旅する」という写真展に行って来た。星野さんの写真展は以前にも行ったことがある。たぶん何度も行われているから、今見に行かなくちゃってこともなかったのだけれど、会場で、デナリのポスターが売ってないかなぁと思って行ってみた。引っ越し前の部屋には、デナリと湖沼のほとりのムースとが写っているポスターを貼っていたのだけれど、縁がよれよれになってしまって引っ越すタイミングで処分しちゃったので、なんか新しいポスターないかなぁと思っていた。

 写真展は、開場と同時くらいに入ったので、すいていて、展示されてあった星野さんの直筆の手紙や、シシュマレフ村長の手紙なんかをゆっくり見ることができた。そうそう、このエピソードに憧れて、星野さんに興味をもったんだったなぁ。星野さんの経歴を丁寧に追って展示した、こじんまりとではあるけれど、いい写真展だった。

 残念ながら、星野さんの写真のポスターは売っていなかった。展示されていたデナリの写真には、あぁこれ欲しい!というものが数点あったけれど、手に入らないから貴重なんだろうなと思って、納得して写真展を後にしてきた。