· 

夏休みの読書

「ザリガニの鳴くところ」ディーリア・オーエンズ 早川書房

「52ヘルツのクジラたち」町田そのこ 中央公論新社

 どちらも、なんて言うか、ちょっと痛いって、読後感あり。ちょっと特殊な生き方を(望むと望まないとに関わらず)経験してきた主人公たち。あぁどうか、そこに救いがありますように、って願ってしまう。いろんな「生」があるのを知る。それが読書の醍醐味だ。