· 

 安曇潤平氏が、「甲斐駒ファンクラブ」のことを書いていると聞き知って、『幽』という雑誌を買って読んでみた。 

 あぁ、懐かしい・・・。そうそう、こんなことありましたよね、と、潤平さんと酒を飲みながら、また話をしたくなった。でもこれは、フィクション、怪談だ。最後にショートカットのエムちゃんが登場するところで、自分も頭がクラクラとしてきた。これは、二重の意味で怪談ですか! 潤平さん! わかる人にはわかる、楽しい話をありがとうございます。「甲斐駒ファンクラブ」懐かしい思い出です。

 「じゃぁまた、甲斐駒の山頂で。」・・・と約束したら、僕たちはまたあそこで、再会できるのでしょうか。

 

 『幽』という怪談の雑誌は、今号で一区切り、休刊となるそうだ。平成という時代も終わり。安曇潤平氏も、執筆活動を卒業とのこと、チラリと耳にした。時代は過ぎ去るけれど、寂しい気持ちばかりではない。なんだか、また新しいことが始まりそうな予感もする。そう、確実に、新しい時代はやって来るのだから。

 新しい、「甲斐駒ファンクラブR(リターンズ)」てのは、どう?