· 

わくわくコンサート2006

 地球冒険学校のイベントで、「バリアフリー わくわくコンサート2006」というのを、多摩養護学校の体育館をお借りしてやってきたよ。第一部「歌とテルミンの調べ」、第二部「和太鼓の響き」という二部構成。

 第一部は、いつも素敵な歌を聴かせてくれる東さんと、そろそろ常連になる?テルミン・チームの出演だ。ところで、みんなはテルミンという不思議な楽器をご存知? テルミンとは、ロシアの発明家テルミン博士が1920年代に発明した世界初の電子楽器ということだから、その歴史は意外と古い。今回、テルミン奏者ロムチアキさんの演奏によって、自分はテルミンという楽器とその実際の音色とを初めて目の当たり(耳の当たり?)にした。・・・なんて言うか、美しいロムチアキさんが空中で僅かに動かす指の仕草によって音色を変化させるテルミン(テルミンとは、手を触れずに演奏する楽器なのだ!)の、摩訶不思議な感覚に酔わされてしまった感じがした・・・。

 ロムチアキさんをサポートするのは、鍵盤ハーモニカ担当の「ケンハモ魔人」夏秋文彦さんと、口琴奏者でパーカッション・ディジュリドゥも担当の夏秋文尚さん。(ディジュリドゥというのはアボリジニーの民族楽器で、世界最古の管楽器とも言われている。こいつもなかなか、面白い音が出るよ。)こんな場所で、こんな人達の、こんな演奏が聴けていいのかな? とさえ思うような、実はそんな贅沢な時間だった。

 

 さてさて一転して第二部は、八王子東養護学校PTAを中心とした太鼓同好会による、「元気太鼓」だ。太鼓をたたける場面もあって、子供たちも待ってましたとばかりに、ノリノリだ。打楽器ってどうしてこうも、人の心を揺さぶるんだろうね!

 

 「わくわくコンサート」は、毎年秋の冒険学校の行事になってきているので、また来年機会があったら、事前にお知らせできるようにします。どうぞ、お楽しみに〜!