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久しぶりに会った人

 火曜日に、まりえちゃん、今日は、eikoちゃんと、久しぶりに会って食事をしてきた。二人とも以前の教え子なんだ。

 まりえちゃんとの付き合いは古いよねぇ〜。俺が最初に勤めていた女子校の生徒で、今では元気な小2の男の子のお母さんだ。eikoちゃんとは飲みに行こうと思っていたのだけれど、まだ19歳ですって言われちゃったよ。あらら。とりあえず、(今さらだけれど)結婚しました報告というか、これから暫く旅に出ます報告ってのをしてきたのでした。

 んで。まりえちゃんからは、箸をいただきました。お箸・・・。そういうの、多いのかな。箸は今、ケイさんから貰ったものを使っているので、こいつはまた、特別な時にでも使わせていただきます。ありがとう。小学2年生の男の子がただ今、ワンパク盛りで、カブトムシを獲りに一人でも何処へでも行ってしまいそうだとか。じゃぁさ、とりあえず山に登ろうよ。へへ。楽しみ楽しみ。

 んで、eikoちゃんからは、またなんでか、観賞魚を育てるセットってのをいただきました。・・・・。(さすがに、魚付きではなかったけれど。)でも、なんだか面白そう。・・・と思って家に帰って、カエに報告したのだけれど、彼女はあんまりいい顔しなかったなぁ。いいよいいよ、そのうち自分で、ちゃんと観賞魚を育ててみせるから。

 彼女とはなんだか久しぶりの気がしたので、マッタリといろんな話をしたなぁ。「今の小学生は、ドラゴンボールを知らない子もいるんですよ。」という話がなぜか出て、これからそのうちなくなってしまうものって他に何かあるかなと二人でしばし考えてみた。・・・・「ハンコ」「家の鍵。これからは、指紋認証とかで鍵の代わりになるんじゃないかしら。」「車のキーなんて、なくなってきてるよね。・・・ガソリン。 50年、100年先にはね。あ、だから自動車も替わっていくよ。」「ポケベルなんてあっと言う間になくなりましたね。」「ダイアル式の電話って知ってる?」「それは見たことはありますよ。昔、うちそうでした。」・・・・。いつの間にか、なくなってしまうもの。俺は、こんな時間が、いつの間にかなくなってしまいませんようにって、そんなことを考えていたんだ。

 追記。一月家を留守にすることに対する、彼女たちの感想。

 まりえちゃん。「平井ちゃん幸せだね。奥さん偉いよ。」・・・なるほど。彼女は、達観してるなぁ。

 eikoちゃん。「信じられない。」・・・・。彼女はまだ、恋に恋する乙女だし。・・・って、そういう問題じゃないか。