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京橋 「Dobro」 (クロアチア料理)

 2002年のサッカーワールドカップの興奮を、あなたはまだ覚えていますか? あれからもう、4年が経ったんだなぁ・・・。てことは、そう、今年もまたワールドカップ・イヤーなのだぁ!

 てなわけで、6月にドイツで行われるサッカーW杯の予習として、しぶとく復活しました「世界を食べに行こう!」企画です。本日は、日本が6月18日に対戦する相手国、「欧州のブラジル」とも称されるクロアチアを偵察だ!

 と言っても、クロアチア料理なんて、そんなものあるのかなぁ・・・と、調べてみると、・・・やっぱりあるんですねぇこれが。都内には一軒だけ(てことはもしかして、全国でもこの一軒だけ?)みつかった、京橋の「Dobro」という名前のお店に、カエちゃんと一緒に行って来たよ。

 入口を入ると円形ステージのような階段を下りたフロアに、テーブルが並んでいる。(以前は、バーのような所だったのかな?と、二人で推理した。)クロアチア料理のお店「Dobro」は、前回のW杯にクロアチアが出場したことが縁で誕生したのだとか。(本格的なオープンは2003年11月ということだけど。)なるほど、店内にはあの、2002年W杯公式球「フィーバーノヴァ」(クロアチア選手のサイン入り!)が置いてあったよ。  とりあえずビールを注文して、クロアチア料理如何なるものかと、「Doburoコース」をお願いした。(コースのメインは、肉と魚と、二人で別々に頼んだ。それと、クロアチアの代表的料理という、「サルマ」と呼ばれるロールキャベツを注文した。)

 

 まずは自家製のパンとパテが出されてきたよ。(写真を撮るの忘れた。)パンは、耳がカリカリと硬くておいしかった。パテには、牛肉を使っているそうだ。それから、前菜の盛り合わせでございます。これはおいしかった。フォアグラが付いてるよ。(プルーンのソースがほんのり甘くて美味〜。)フランス料理みたいだね。そう、僕らクロアチアって国のことをよく知らなかったけれど、「アドリア海の真珠」と呼ばれる世界遺産の旧市街、ドゥブロヴニクもある、ヨーロッパでは名高いリゾート地なのだとか。(ドゥブロヴニクって街は名前も聞いたことなかったけれど、例えば宮崎駿のアニメ「紅の豚」や「魔女の宅急便」の町並みのモデルとされている、と言われれば、想像できるよね。・・・想像できない人は、ドゥブロヴニクのガイドへGO!)

 続いてリゾット。これはカエちゃんも、「一番おいしかった」と言うとおりの美味さでした。時間をかけて、しっかり作ってあるなというのがわかる。  ところで、クロアチアについて他に知っていることって、何かある? ・・・・。しばし沈黙してしまう、カエ。そうだな、俺にとってクロアチアと言えば、やっぱり、ミルコ・クロコップかな。・・・え?! カエちゃんはミルコを知らないの?!!

 

 さて、メイン・ディッシュ。カエには、魚介のブーザラ(クロアチア産赤ワインとトマトソースで煮込んだシーフード料理)、俺は、グラッシュ(シチューのような肉料理)。実は、クロアチアが海に面していたことにも気が付かなかった二人だったのだけれど、(家に帰ってから、「東欧の国々を地図を見ずに描いてみよう!競争」ってのをしてみたのだけれど、あれれ全然描けないや。)なるほど、なんか、魚料理のおいしいところなのかなという気はしたよ。あ、本日の魚は、ハタでした。(どこ産だ?)

 それから、追加で注文したサルマというロールキャベツ。これもとってもおいしかった。三週間塩漬にしたキャベツから作るというだけあって、しっかり塩辛かったけれど、とりあえずこれだけ食べに来るというのもありかな。クロアチア伝統のロールキャベツでした。

 最後はおいしいデザートもいただいて、おなかいっぱい。ご馳走様でした。そうそう、「Dobro」というのはクロアチア語で、「Good!!」の意味なんだって。なるほどね。

 

クロアチアレストラン「Dobro」

地下鉄銀座線京橋駅、徒歩1分。宝くじドリーム館前。

電話 03-5250-2055

URL http://www.dobro.co.jp/index.htm